栗木幸代さん 声のジャーニー Process2

看護師の栗木幸代(くりっきー) さんに声のプライベートプログラム(本来の声に還る)を受講していただきました。

今回、大きい声を出すというよりも、より遠くに波紋が広がっていく感じを体感できたとのことです。
これまでは、ネガティブな感じが、小さい声に対しても、大きな声に対してもあったそうですが、それがなくなった体験について語っていただきました。

目次

セッション6回目までの感想を教えてください。

“大きな声を出す幅”が分かったというのが、大きな気づきですね。

“大きな声を出す幅”とは、どういうことですか?

自分の声の幅が、ここからここまであったとしたら、普段はその幅の半分くらいしか出していなかったということが感覚的にわかったんです。

“声を出す幅”とは、声のボリュームのことですか?

そうですね・・・日常的に、大きな声を出す機会ってあまりないですよね。でもプライベートセッションだと、思い切り声を出せるじゃないですか。だから、自分がここまで出そう思っていた声が100%だとすると、120%くらい出せた感じです。うーん・・・正確には、”出そう”というよりも”出すということに集中したら出せていた”という感じですかね。

なるほど・・・”出そう”としたわけではないんですね。

そもそも、出そうと思ったことがなかったし、もし出そうとすると、出すのはよくないと思っているブロックで抵抗が生まれる感じがしたんです。だから、もしかしたら”声の出す幅”とは、声のボリュームというよりは・・・”波紋”という表現が合うのかも。

“波紋”ですか?

はい。大きい声を出すというよりも、より遠くに波紋が広がっていく感じです。力の限り出しても、きっと波紋って広がらないと思うんです。それが、整った形で、わーっと広がっていくような出し方が、結果として声のボリュームが大きくなるし、聞き心地が良い出し方なんだなぁって。

日常生活でも何か変化があったら教えてください。

明確な変化は、セッションを受ける前に気にしていた自分に自信が無くなったときに声が小さくなってしまった、という自己否定や後悔がなくなったということです。

小さい声に対するネガティブな感じがなくなったということですか?

はい。それだけではなく、これまでの私の大きな声に対するイメージ、例えば、相手に威圧感や不快感を与えてしまう、結果として目立ってしまう恐れが自分の中にあったということに気づけたんですよね。
実際には、整えて出せば、それこそ波紋みたいな感じで広がって、聞き心地の良い声をだせるんですよ。
そのことが、今回のワークを通して肚落ちしたんだと思います。

大きな声に対するイメージも大きく変わったんですね。

はい。大きな声が不快感を生むわけではなく、声にどんな感情、エネルギーをのせるのかが大事なんですよね。ラジカセで例えると、古い質の悪いラジカセだと大きな音を出すと雑音やノイズが入ると思うんですけど、性能が良いラジカセだと大きな音を出しても、音がクリアで、綺麗に広がるし、聞き心地が良くなりますよね。声の大きさよりも声の質感が大事なんだなーって思います。

なるほど!声の質感が大事ってことですか。

身体をリラックスさせて、身体に響かせて広げることで、質感って変わるんですよね。だから、声は、心の在り方とも繋がるなあって思っています。”ありのままでいいよ”と、自分自身で許可を出せているか?とも繋がっているように思っています。

“ありのままでいいよ”という安心感は、セッションのどんなところから感じましたか?

1~3回目のセッションで、”ありのままでいいよ”というところから出している声の心地よさがわかるんですよ。その声を出していきたいという思いが生まれるようなセッションを最初に受けたからだと思います。

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