作品紹介
創作背景
「怒りと笑い」
自分の感情を扱う際、特に向き合うことが多いのは「怒り」である。
怒りはあまり味わいたくない感情のため、つい避けてしまうことがよくある。
抑え込んだり、なかったことにしようとしたりするのだ。
これは私だけではなく、多くの人が経験することかもしれない。
あるワークショップでこの話をしていたとき、意外な方向からアドバイスをもらった。
「怒りは、マメに出していけばいいんだよ!」
さらにこう続けられた。
「ラップにして出せばいいんだよ!」
正直、その時はこう思った。
「いやいや、それはやらないでしょ💦やったことないし、できる気がしないし、好きでもないし😅絶対にやらない!」
ところが、意外にも自分が面白いと思うフレーズがふっと浮かんできた。それを試しに書いてみたら、少しずつ書き足していくのが楽しくなってきた。
どうやら私は、怒りを抑え込むと同時に、面白いことを言いたいという欲求も抑えていたらしい。特に「口にすると怒られるのではないか」という恐れから、自分の表現を制限していたことに気づいた。
しかし、ラップ風の表現にすると、不思議と深刻にならず、面白さや楽しさに変換できる。
身体の緊張も少し和らぐ感覚がある。
作品内容
この作品は、身体に悪そうなものを食べすぎて消化器系の不調を抱えた友人との対話から生まれた。
「腸」をキーワードにした軽妙な言葉遊びを通じて、辛い食べ物への警鐘や腸を労わるライフスタイルの提案が散りばめられている。
シリアスになりがちな健康の話題を、ユーモアとリズム感に昇華し、「身体を大事にしろよ」というメッセージを伝える。
登場人物の「まほう」は美容師としての仕事を持ち、絵を描くことが好き、麻雀は初心者。絵を描くワークショップで対話をした設定。そこにも隠された遊び心を楽しみながらご笑覧ください。
留意事項
- その場の対話に参加した方およびラップ参加者が最も笑えるように考えています。そのため、広く理解されやすい歌詞ではなく、意味が分からないフレーズが含まれることをご了承ください。
- 参加者のお知り合いの方であれば、「これってどういう意味なの?」と聞いてみてください。面白い対話が生まれるはずです。
- 特定の人物や団体を風刺するのではなく、「そんなこともあるよね!」と思いっきり笑い飛ばせたらいいなという気持ちで制作しています。
- 音源や画像はフリー素材を使用しています。
- 2分ぐらいの短い尺ですので、歌詞を読んでから、YouTubeの音源を聴いてください。(イヤホン推奨)
- 完成品を聞くとそれっぽくなっていますが、もし個別に聴いたら、ぎこちなさ満載です。声を重ねるといい感じになるのです。
- なんだか楽しそうだからやってみたい!という方がいらっしゃいましたら、お気軽にメッセージをいただければ幸いです。
歌詞
ラップを想像して書いた歌詞です。
PDF形式でダウンロードできます。
音声
音声もラップを想像してつくりました。どなたでも再生しやすいようにアップロード先はYouTubeにしました。(イヤホン推奨)
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